ゴールデンオレンジ<黄金柑> ~ 小粒でも甘くて果汁たっぷり おいしいミカン


温州みかんと柚子が自然交配して生まれた品種です

黄金柑

「ピンポ~ン」ドアチャイムが鳴ったので玄関に出てみると、あら?お隣さん。

伊豆の方へ旅行に行ったのでお土産を持ってきたよと訪ねてくれた。ちょうど桜も満開で見頃を迎え観光するにいい季節になったようだ。桜に温泉、そして海の幸・・・最高ですね~と、しばらく立ち話。

すると、黄金柑(ゴールデンオレンジ)をたくさん買ってきたので、お裾分けにと。

ウン?「黄金柑」?

聞き慣れない柑橘系の名前だ。

「見た目には小さくて、酸っぱそうだけれど、味がギュッと詰まっていて甘くて美味しいから食べてみて。」と言われ、袋に入った小さなミカンをたくさんいただいた。

部屋にもどり、改めて眺めてみると、確かに小さい。ちょうど、ゴルフボール程度の大きさだ。

コイツが甘くて旨いのか?ウ~ン??

黄金柑(ゴールデンオレンジ)

黄金柑

「黄金柑」について調べてみると、その歴史は意外と古く、明治時代のはじめ、九州地方で発見された品種のようだ。温州みかんと柚子が自然交配し誕生した品種と言われているだけに、確かにどこか柚子を思わせる容姿をしている。

主に神奈川、愛媛、静岡で栽培されているが、まだまだ知名度は低く出荷量も少ないようだ。

黄金柑は、果汁が多く、甘くて爽やかな酸味が特徴のようだ。その糖度は12~14度ほどあり、甘い柑橘類である。

黄金柑(ゴールデンオレンジ)の食べ方

それにしてもこの小さなミカンはどうやって食べるんだ?

お隣さんに教えてもらった食べ方は、包丁で四つ割にしてガブリとやるといいよといわれた。

たくさんいただいたから、色々と試してみることに。

包丁で切って食べる

黄金柑の食べ方

早速、教えてもらった通りに、まずは包丁で四つ割にして食べてみることに。

包丁を入れると、爽やかな香りが広がるとともに果汁が溢れ出してくる。実が小さいだけになんだかもったいない気もする(^^;

“黄金”柑という名前だけのことはある、中はとてもきれいな黄金色。これは旨そうだ!どうやら種は少ない感じ。あっても2,3個程度。これなら種に邪魔されずに楽しめそうである。

一切れを口にもっていく。外皮を避けてガブリ@@!

オ~~~~!これはウマイ!!

なんとも上品な甘みです。味を言葉で表現すると・・・ウ~ン・・・一般的なミカンやオレンジでもないし、柚子でもない。ポンカンやグレープフルーツとも違うし・・・上手く表現ができない、はじめて食べる柑橘の味だ。

また、薄皮は柔らかく全く気にならないので房ごと美味しく食べられる。試しに外皮は・・・渋い(^^; たくさんあればマーマレードにしてもいいかもしれない。

手で皮を剥いて食べる

黄金柑

他に剥き方はないかと探してみるとありました。どうやら簡単に皮が剥けるようだ。

そのやり方は次の通り。

黄金柑の皮の剥き方 1黄金柑の皮の剥き方 2
黄金柑の皮の剥き方 3黄金柑の皮の剥き方 4
  1. ナイフでヘタの部分を落とす。
  2. 皮を切った部分を頼りに、円を書くように少しずつ剥いていく。
  3. くるりと皮を半分ほど剥く。
  4. 残りは、ペリペリと一気に剥くことができる。

少しゴツゴツとした外皮の厚さは3mmほどで意外と厚くて固い。この皮をお尻の方から剥こうとすると、中身をブチュッと潰してしまいきれいに剥けない。ヘタの方から剥くのが正解のようだ。

慣れてくると簡単に剥けるようになる。

黄金柑

小さいので丸のままパクリといけるが、まぁ、ここは上品に小房に分けていただくとしよう♪

MEMO

小さなミカンの「黄金柑」。皮を剥くだけでも大いに楽しませていただいた。皮を剥いた後にはさらに食べるという楽しみが待っている。

その味は実に爽やかで甘く、その姿からは想像できない美味しさがある。

「黄金柑」、ステキな柑橘に出合うことができたことに感謝。

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4,500 円 (税込) 送料込
評価 4.57
黄金柑は明治時代から鹿児島県日置郡東市来町近辺で知られ、黄ミカンと呼ばれていました。愛媛や静岡では「黄金柑(おうごんかん)」と呼ばれています。 沼津市西浦は駿河湾に面した伊豆半島のつけね、伊豆三津シーパラダイス(水族館)のちょっと先です。 海岸際の水はけの..
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