中村屋の肉うどん ~ 信州ならではの馬肉うどんの老舗


馬肉がウマイ!信州上田の名物は蕎麦だけじゃないぞ!

中村屋 馬肉うどん

実家のある信州上田に帰ってくると、なぜか中村屋のうどんが食べたくなる。

「中村屋の肉うどん」は、信州ならではの馬肉を使ったもの。馬肉というと熊本も有名ですが、ここ信州でも昔から馬肉がよく食べられており、馬刺しや桜鍋などを専門に出すお店も多くあります。しかし、馬肉でダシを取ったうどんを出す店は、私が知る限りではここだけ。

JR上田駅

古い話ですが上田駅といえば新幹線が開通するまでは、確か終電は夜9時台ではなかっただろうか?それ以降はタクシーのお世話になる。随分と大きくなったものです。

お店は、六文銭の赤色がまぶしいそんな上田駅からほど近く、歩いて5分ほどのところにあり、駅から私の母校(高校)までの通り沿いにある。その頃からの馴染のお店。だからこそ、今でも余計に懐かしさを感じるのだろう。上田に降り立ち、中村屋で肉うどんをすするとホッとする。

中村屋の肉うどん

なかむらや

馬肉を長い時間をかけて煮込んで取ったダシをうどんにかけ、その上にダシを取った馬肉(ダシガラ、柔らかく煮込まれた馬肉)を乗せただけのとてもシンプルなもの。見た目や食感は牛肉をイメージさせますが、味は牛肉でもないし、もちろん豚肉でもない。やっぱり馬肉なのだ(^^;

牛や豚と比べても臭みやしつこさが無く、とても食べやすい肉です。また、馬肉は低カロリー、低脂肪で高たんぱく質で、栄養価も高いので、ダイエットにも向いた優等生の肉でもある。

でもね、馬肉からダシを取っているというだけで、特別なことはしていない、普通のうどんなんです。昔から食べ慣れている故郷の味というやつです。

現在、五代目となるご主人が切り盛りする「中村屋」は、上田駅が出来た頃の明治の創業で120年ほどの歴史があります。創業以来この肉うどん一筋。そのくらい、ここ上田では知らない人はいないと言うほどのお店です。しかし、老舗と言っても全く気取っておらず、いわばみんなに愛されている町のうどん屋さんといった感じです。上田の人にとって、ここの馬肉うどんはソウルフードのようなものです。

お店はカウンターとテーブル席が用意されており、次から次へと人が入ってきます。そのほとんどが肉うどんを注文。天丼と肉うどんがセットになったものも人気があるようです。最近は大河ドラマ「真田丸」の人気もあって上田の町が賑わっています。食事時はいつも以上に混雑しているかも。

お店情報
中村屋
  • 店名 : 中村屋
  • 住所 : 長野県上田市天神1-6-6
  • 電話番号 : 0268-22-2014
  • 営業時間 : 11:00 ~ 21:00 (定休日・水曜日)

信州といったら蕎麦がとても有名ですが、上田を訪れた際にはこの馬肉を使った「肉うどん」も味わっていただきたい。新幹線の出発まで少し時間があったら、ここで肉うどんをササッと啜ってからでも(たぶん)間に合いますよ~。