みんな大好き牛乳パン♪
新しい土地に移り住んで気が付くことがたくさんある。誰もが経験あると思うのだが、今までの常識が実はそうではなかったということに気が付いた時の衝撃(^^;
この「牛乳パン」も例外ではなかった。
今まで当たり前のように買うことができた牛乳パンが無い!
周りの知人に聞いても「エッ?」っという顔をされる。そして、誰もが「牛乳を生地に練りこんだパンのこと?」と言う。
こんな形で、中はこん風になっていてと一生懸命説明しても全くわかってもらえない。その寂しさと言ったら・・・。
どうしてあんなに美味しい牛乳パンが無いんだ~~~~(>_<)
笹沢ベーカリー(ササザワベーカリー)の牛乳パン
まず、先に断っておくが、長野県で牛乳パンと言ったら、ふかふかの厚いパン生地(カステラ生地ではない)に牛乳クリームが挟まった大きな直方体のパンのことをいう。
「牛乳パン」と一言にいっても、長野県には様々な牛乳パンが存在する。お店ごとに微妙に違ってくるのだ。そして、誰にも「推し牛乳パン」がある!?
私にとっての「推し牛乳パン」は、笹沢ベーカリー(ササザワベーカリー)の牛乳パンである。
やはり小さな頃より慣れ親しんだものが一番なのだろう。
「フワフワ」いや「ふかふか」と言ったほうがピッタリとくるパン生地で、長野県産の牛乳を使用した濃厚で甘さは控えめなクリームをたっぷりと挟んである。最後のひと口まで飽きずに食べることができる。
小さくちぎって口に放り込めば、あぁぁぁ~、コレコレ、この味だ!
なんだか嬉しさと共に懐かしさが込み上げてくる。
見た目には大きいのですが、手にしてみるととても軽く、ぺろりとイケる。おやつにぴったりのパンだ。
この日は午後2時を回ったころにお店に到着。ウン?棚には空のカゴ、求める牛乳パンが無い@@ しかも、そこには雑誌で紹介されましたのポップも。まさか売り切れか?
恐る恐る「牛乳パンは終わりですか?」と尋ねてみると。
「5分ほど待っていただければ作れますよ♪」
二つ返事で「待ちます!」
なんと長く感じる5分だろうか、実際はもっと短かったかもしれない。
出来立てホヤホヤの牛乳パンをゲット!袋の上からもその柔ら差が伝わってくるほどだ。
牛乳パン2個分の代金280円(1個140円、この安さに感激、東京なら倍の値段でも売れるだろう)を支払い、これだけのために、わざわざ作っていただいたお礼をして店を出た。
すぐにでも食べたい気持ちを抑えて、早々に実家に戻りぱくつくのであった。
お店情報
笹沢ベーカリーは地元密着の町のパン屋さんである。
食パンをはじめ菓子パン、デニッシュ、フランスパン等々様々なパンが並ぶ。そして、目を惹くのがサンドイッチをはじめとする調理パンである。
どれもこれも美味しそうで目移りする。
がっ!私にとってはやっぱり「牛乳パン」である。ちなみに一番人気は「生クリームパン」である。丸い器状に成型されたパン生地にこれでもかというぐらい生クリームが乗っている。もっと若ければ手が伸びるのであろうが・・・(^^;
お店ではサンドイッチのオーダーにも応じてくれる。好みのサンドイッチを相談してオーダーしてみるのもいいだろう。
- 店名 : 笹沢ベーカリー(ササザワベーカリー)
- 住所 : 長野県上田市上丸子259
- 電話番号 : 0268-42-2242
- 営業時間 : 7:00~19:00 (定休日・日曜日)