秋の甲府市を満喫ツアー | SDGs&ワクチン検査パッケージ実証実験 (4)


「リゾートやまどり」で行く信玄公生誕500年の甲府とオープントップバスで巡る昇仙峡の旅

秋の甲府市を満喫ツアー

今回のツアーは日本旅行赤い風船の企画で甲府市の全面的なバックアップ、またJR東日本の協力のもと開催され、とても贅沢で盛りだくさんの内容となっている。 ⇒ 日本旅行 赤い風船

さらにツアー開催日の2021年11月3日は、武田信玄公生誕500年の節目を迎えるという特別な日でもある。

2日目 スケジュール(前半)

信玄の湯 湯村温泉

昇仙峡紅葉ライトアップツアー後、ホテルに戻ると、温泉に直行!

ここに来たら、温泉を楽しまないわけにはいかない。

開湯1200年、「武田信玄の元湯」として歴史ある湯村温泉。開放的な窓と広くゆったりとした湯船、壁と天井は木材を使用し重厚で味のある男性大浴場。露天風呂は庭園の中にあり、四季折々の景色を眺めながらゆったりとお寛ぎいただけます。女性大浴場は縁で囲まれ、大きな窓からは採光が豊かに降り注ぎます。 露天風呂は木の香り豊かな檜風呂。

湯村温泉・常盤ホテル

昨日の疲れもあってか、布団に付けばぐっすりと(-_-)zzz

いつもより遅くに起きて、ゆっくりと朝食を摂り、出発の準備です。

ホテルでの朝食は、昨日の夕食と同じ会場で、銘銘の膳が用意された。これもコロナ禍ではのスタイルになっている。従来ならビュッフェ形式が多かったが、この一年でそのスタイルがガラッと変わり、今では個々への配膳がメインスタイルとなってきているように感じる。

寛ぎの時はアッという間に過ぎて、出発時間。

ホテルのスタッフ皆さんの対応も素晴らしく、とても気持ち良く久しぶりにのんびりとした時間を過ごした感じがする。

さぁ、バスに乗って出発です。

甲斐善光寺(車窓)

2日目も素晴らしい天気です。バスからは美しい富士山も見えています。

そうこうしているうちに、甲斐善光寺前をバスが通過。予定では車窓から拝見するだけであったが、この後の「かいてらす」での時間を少し利用して、個人的に足を運んだ。(「かいてらす」から「甲斐善光寺」は目と鼻の先の距離、歩いて5分も無いだろう。)

甲斐善光寺

開基武田信玄公が、川中島の合戦の折、信濃善光寺の焼失を恐れ、永禄元年(1558)、御本尊善光寺如来像をはじめ、諸仏寺宝類を奉遷したことに始まります。・・・重要文化財五件・県指定文化財四件、市指定文化財八件をはじめとする文化財の宝庫として著名で、その一部は宝物館等で公開しております。
甲斐善光寺

善光寺と聞いたら拝まずにはいられい。なぜなら、自身は長野の出身。小さなころから善光寺はとても身近な存在であった。そんなわけで、チラッとではあるが参拝に行ってきた。

身贔屓もあるのだろうが、長野の善光寺の方が私にはしっくりとくる。

それでも、やはり素晴らしい!

時間が許せば、山門をはじめ宝物館などまだまだ見たいところはたくさんあった。次回の楽しみに取っておこう。

さて、本来のコースに戻そう。

かいてらす(山梨県地場産業センター)

昭和60年9月に甲府・国中地域における地場産業の振興拠点施設として開館。山梨が全国に誇る、ジュエリー・ワイン・印伝・ネクタイ・甲州銘菓等、県下一円の地場産業品を一堂に集め、展示販売する。
かいてらす

「かいてらす」ではワインセミナーと買い物の時間が予定されている。

一階の入り口を入ると、展示ケースが並び研磨宝飾品の数々が展示されている。それを見るだけの価値はあるだろう。その奥に進むと、宝飾品の他、山梨県産の伝統工芸品「甲州印伝」や「絹織物」の数々、ワインをはじめ甲州銘菓の信玄餅や季節限定の月の雫などが販売されている。ここに来れば、山梨を代表するものはひと通り揃う。

また、二階には「カジュアルレストラン ワインクラブ」が併設されており、眺望が良く、ワインを片手に富士山や甲府盆地を望みながらの食事は最高だろう。

買い物を会計時(1回の会計合計額が2,000円以上)にワクチン接種証明を提示すると嬉しいサービスが受けられる。ここではお饅頭を1個いただいた。このようなサービスが全ての所で受けられるわけではないが、出かける際には準備しておくと良いだろう。

ワインセミナー
ワインセミナー

買い物の前にまずはワインセミナーに参加しよう。

講師には甲州ワイン伝道師 仲田道弘氏(公社)やまなし観光推進機構 理事長を迎え、短い時間の中でワインの魅力について講義いただいた。

仲田氏は長く山梨のワイン産業発展に大きく貢献され、グルメ漫画『美味しんぼ』にも登場する著名な方である。

今回のセミナーの中でも興味を惹いたのは、甲州ワインと和食とのマリアージュだ。一般的に和食とワインの相性は良くないと言われているが、ここ山梨の甲州ワインは料理に寄り添って邪魔をせず、両者のいいところが残るという点だ。

和食とワインの相性が良くないとされる理由は、「ヘプタジエナール」という香りの成分の生成が原因となる。魚介類などの酸化した油とワインの中の鉄分が口の中で反応して臭みの原因となる「ヘプタジエナール」を生成する。

甲州ワインにはこの鉄分やミネラル成分がかなり低いため、臭い成分の発生が抑えられ、魚介類を中心とした和食にも合うとされる。

ぶどうジュースぶどうジュース

ワインセミナーにはもちろんワインの試飲もあり、赤1種類、白2種類が用意されていた。その量も試飲のレベルではなく、ワインを楽しむ量でワイングラスにいっぱい注がれている。ウン?この時間にワインをグラスに3杯も飲んだら・・・そうでなくてもお酒には弱い私。ここはワインを辞退して、ぶどうジュース(白百合醸造 ロリアン ぶどう果汁、まるき葡萄酒 雫 ナイアガラ 100%ストレート果汁)にした。

このぶどうジュース美味しいぞ!思わずグビグビいってしまった(^^;

ワインを堪能して、買い物を少々。

さて、バスに乗って甲府駅へ向かうか。

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