使っている天然酵母は「あこ天然酵母」クセが無く香り豊かな数々のパンが並びます
例年に無い超大型の台風が通過していった7月のある日、沖縄・那覇のホテルに荷物を置くと、早速「しぶパン」へ美味しいパンを求めて出かけることに。ツイッターをきっかけに、天然酵母のパン屋さんが那覇市内にあることを知り、お店に寄ることもツイッターで連絡。焼きたてのパンの良い香りとともに大変快く迎えていただきました。
「しぶパン」で提供されるパンは、「小麦粉・米・麹で作られた天然酵母の“あこ酵母”と厳選した材料を使い、マーガリンやショートニングなどを使わず、シンプルであるとともに、クセのない小麦の味を生かしたパン」です。
お店は2011年11月にオープンし、ご夫婦で経営されるパン屋さんです。
元々お二人は、東京(八王子市)にある天然酵母販売会社(あこ天然酵母)に勤務されており、独立を契機に、沖縄へ移住するとともに那覇で出店されました。(う~ん、なんとも羨ましい♪)
そうそう、思わず大事なことをスルーしそうになりましたが・・・
お二人は「あこ天然酵母」のことを知り尽くしたプロフェッショナルなのです!!
そんなお二人が作られるパンです。美味いに決まっているじゃないですか!!
そして、店名の「しぶパン」は、奥様のニックネームが由来とか。詳しいことはお店に立ち寄った際にお聞きください。
今なら可愛らしいしぶパンjr.もお出迎えしてくれますよ。
お店はココ!
那覇の国際通りから浮島通りへ入り2,3分ほど歩き、最初の十字路を左に折れると、その先にお店が見えてきます。お店を通り越してさらに先へ進むと牧志公設市場の方へと抜けられます。
浮島通りへ入ると、国際通りの喧騒がウソのように静かになります。最近は、浮島通り沿いには個性的なお店が増えてきており、隠れたオシャレスポットとして注目されつつあります。ちょうど東京の「原宿通り」や「キャットストリート」といったところでしょうか。
鮮やかなオレンジ色の外観は沖縄の眩しい太陽のもと、遠くからもひと目でそれと分かります。
60種類ほどのパンが並びます
店内は3坪ほどの広さですが、そこには美味しそうなパンがきれいに並んでいます。
店内で販売されるパンは、全てお店の奥にある工房で焼かれています。
パンを焼かれるのは主にご主人。これだけの種類のパンをひとりで焼かれているとは・・・すごい!
「山型食パン」「角食パン」をはじめ、「バゲット」や「カンパーニュ」などのハードパンが並びます。
これは「カンパーニュ」。残念ながら私の口に入らず。実は、沖縄の離島の座間味島の友人へのおみやげとして購入しました。後でひと口食べようと思っていたら・・・友人いわく、美味しくて一気に食べてしまったとか・・・( ̄△ ̄;)エッ・・・カンパーニュをひとりで全部食べた?
そして、独特なネーミングのソフトブレッドの数々。例えば、「いもめろ」や「揚げパンじゅう」、「ぷかそ」に「ちいチーパン」はたまた「タコあげパン」などなど。ネームプレートに書かれた商品の説明を読んで、納得です(^^;
これはとっても気になっていた「揚げパンじゅう(左)」と「いもめろ(右)」です。揚げパンじゅうはあんぱんを揚げたもので、揚げパンとも違うし、揚げ饅頭とも違います。食べて分かりました、このネーミングも言い得て妙で、まさしく『揚げパンじゅう』なんです。そして、「いもめろ」は?表面の生地に沖縄県産の紅芋を使ったメロンパンです。これにカスタードクリームが入ると「いもくりめろ」になるのだ。
いずれのパンもふわっとした優しい口当たりで、日を置いてもパサつかず硬くなりにくいパンです。余計な添加物を入れずにこの食感を出すには、粉や水の配合、発酵、焼き加減の見極めがピッタリと合っている証。プロならではの技です。
だから美味いんです。
那覇からの帰り、再度「しぶパン」へ
自宅でゆっくりと味わおうと「くるみ入りの食パン」を一斤購入して帰路へつきました。
朝食にジャムを添えて、美味しくいただきました♪
沖縄にお出かけの際に一度お立ち寄りください。那覇のメインストリート国際通りを散策するのも面白いですが、一本隣りの道へ入ると新しい発見がきっとあると思います。
しぶパンに立ち寄られる際は、午後をお勧めします。店内に並ぶパンの種類も豊富です。
しぶパンはこちら
- 天然酵母のパン しぶパン
- 電話 098-867-4848
- 住所 〒900-0014 沖縄県那覇市松尾2-6-18
- 営業時間 10:00~20:00
- 定休日 日・月曜日
- HP http://civpan.ti-da.net/