ニューヨークのカフェで人気のポップオーバーを朝食に

これは?なに?なに?
お皿の上に鎮座する不思議な物体の正体は『ポップオーバー』
小麦粉を卵の力で膨らませたシュー皮のお化けのようなもです。
アメリカが発祥とされるポップオーバー。ニューヨークのカフェでは既に定番メニューとか。日本にも数年前から専門店がお目見えし、パンケーキやフレンチトーストに続く新たなブームの兆しもあります。
ポップオーバーの生地自体は甘さが控えめなため、クリームやフルーツと一緒にスイーツとしたり、野菜や卵などを添えて食事として食べられます。
ポップオーバーの作り方
材料(8個分)※
- 薄力粉(ドルチェ) 100g
- 卵 2個
- 牛乳 150g
- バター(無塩) 10g
- 砂糖 5g
- 塩 1g
- ベーキングパウダー 2g
※ 馬嶋屋菓子道具店で紹介しているレシピを使用しています
作り方
下ごしらえ
- 薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく。
- バターは湯煎して溶かしておく。
ポップオーバーを作る
- ボウルに卵を入れてときほぐし、砂糖、塩を入れて混ぜる。
- 溶かしたバターを加えてよく混ぜる。
- ふるった薄力粉とベーキングパウダーを入れたボウルに、2.の卵液を少しずつ加えて、ダマにならないように混ぜる。
- 牛乳を数回に分けて加えて混ぜ合わせる。
- 油脂(ショートニング)を塗ったポップオーバー型に生地を入れる。生地の量は型の1/3(50g)ぐらい。こんなシャバシャバな生地が本当に膨らむのか?少々心配になりますが・・・大丈夫。
- 210℃のオーブンで15分焼き、180℃に下げてさらに15分焼く(この時オーブンの扉は開けないこと、生地がしっかりと焼き上がる前に庫内の温度が下がると、生地が萎んでしまうことがあります)。
- 型から外して完成。
MEMO
オーブンの中で焼き上がる様子はとても興味深いものがあります。型に僅かしか入れなかった生地が、グングン膨らんでいくんです。面白いですよ~。

何倍もの大きさに膨らみますから・・・想像はつくと思いますが、中は空洞になります。見た目の大きさに似合わず、持つととっても軽く。まるでシュー皮のお化けです(^^;
外側はパリッとしていて中はしっとり。食感も軽いです。

いかがですか?ポップオーバーに挑戦してみませんか!
ポップオーバー型について
今回ここで使用している方は、ポップオーバー型として作らた型を使用しています。

- サイズ 内寸 直径62mm × 高さ80mm
- 素 材 アルタイト
- 製造国 日本製
この型を使わなくてもポップオーバーは作ることが可能です。マフィン型やシリコンモールドやプリン型などを使って作ることができます。この型を購入するまでは、私もマフィン型やシリコンモールドを使っていました。
どうして専用の型を使うのか?
アルタイト製なので熱伝導が良く、表面がカリッと焼き上がり、焼き上がり後の生地の縮みが少ない。
焼き上がった時に高さがあり見栄えがとても良い。
型が1個ずつ独立しているので、オーブンの中で間隔が取りやすい。
などなどいくつか理由が挙げられますが、この型を使って今までの物足りなさを一気に解消できました(^^)v