古酒に合わせる料理はやっぱり沖縄料理。手の込んだものよりも、サッと作れるひと品が良い。
沖縄の泡盛の蔵元で買い求めた古酒。じっくりと寝かせることで、透明だった泡盛が段々と色付き淡い琥珀色に。出来立てには刺すような刺激のあった泡盛も角が取れてまろやかな舌触りへと変化します。若く刺激的な泡盛もいいけれど、マイルドな大人の古酒は格別です。酒も人も同じだね~?!
にんじんしりしりの作り方
材料(2人分)
- ニンジン 1本
- ピーマン 1個
- 卵 2個
- ツナ缶(代わりにベーコンで作っても美味しい) 1缶
- 和風だしの素 小さじ1/2
- 酒 大さじ1
- みりん 大さじ1
- 塩 少々
下ごしらえ
- ニンジンはスライサーで細くスライスする。(本来なら専用の調理器具、しりしり器を使って作る。)
- ピーマンはニンジンに合わせて細く千切りにする。
作り方
- フライパンに多めの油を引いて、ニンジン・ピーマンを炒める。
- 野菜がしんなりとしてきたらツナを汁ごと加えて、炒めながら混ぜ合わせる。
- 和風だし、酒、みりん、塩を加えて調味する。
- 炒めていたニンジンを少し脇に寄せてから、空いた所へ溶き卵を入れ箸で混ぜながら炒める。卵が半熟状態になってきたらニンジンと合わせて炒り卵風なるように仕上げて完成。(卵とじにするのではなく、卵がポロポロになるように炒めるのがポイント)
MEMO
もう一品おかずが欲しいな~と思ったら、にんじんしりしり。材料の多くは大抵のご家庭の台所に置かれているもの。調理も簡単!炒めるだけでアッという間に出来ます。
沖縄料理には最近はとってもメジャーになったゴーヤーチャンプルーをはじめラフテーやソーキ、イカスミ汁にゆし豆腐等々・・・私の好みを上げたが・・・様々な料理があります。沖縄ならではの素材を使ったものもありますが、近くのスーパーで簡単に手に入るもので十分に作ることができます。機会があったらそんな料理に調理するのもいいと思います。沖縄に行かなくても、そんな料理を食卓に並べることで、気分だけでも味わうことができるはずです。
ニンジンを「にんじんしりしり」に調理すると、不思議とニンジン臭さが無くなります。その代わりにニンジンの甘さが引き立ち、とても食べ易いものへと変わります。見た目はニンジンニンジンしていますが、ひと口食べたら止まらなくなりますよ。ニンジン嫌いの方でもこれならいけるんじゃないかな。
※2013年10月20日の記事(旧館長の台所)より加筆