ポップオーバーを自宅で楽しむ♪
数年前から日本に上陸してきたポップオーバー。巷でジワジワと盛り上がりを見せています。最近はメディアでもちょくちょく取り上げられるようになってきました。ブームの兆しを感じます。ハワイには、ポップオーバーを目当てに通う人がいるという人気店もあるとか。パンケーキの次はコレ?
専門店に行かないと食べられないなんて思っていませんか?
大丈夫です。そんなポップオーバーも自宅で簡単に手作りできます!
ポップオーバーのレシピもひとつではありません。色々な材料の配合や作り方があり、これが正解というものがありません。
以前、ここでも一度ポップオーバーの作り方を紹介していますが、今日はそれとはまた違った作り方を紹介します。
ポップオーバーの作り方(その壱)・・・ポップオーバー 大きく膨らんだお化けシュー皮!
いろいろ試して好みのレシピを見つけてください。
ポップオーバーの作り方
材料(4個分)※
- 薄力粉(ドルチェ) 100g
- 強力粉 20g
- 卵 3個(150g)
- 牛乳 280g
- バター(無塩) 15g
- 塩 3g
※ サイズ:内寸 直径62mm × 高さ80mm(写真)の型を使用しています。
作り方
下ごしらえ
- 薄力粉と強力粉をふるいにかけてからボウルに移して良く混ぜる。
- バターは湯煎して溶かしておく。
- 卵、牛乳は使用する15分ぐらい前に冷蔵庫から出して準備しておく。
ポップオーバーを作る
- 卵はホイッパーでしっかりと溶く。更に牛乳と塩を入れ良く混ぜる。
- 小麦粉に卵と牛乳を混ぜたものを少しずつ加えて、ダマがなくなるまでしっかりとホイッパーを使って混ぜる。
- 溶かしバターを加えて、生地が滑らかになるまで混ぜる。
- ポップオーバー型の内側に、油脂をしっかりと塗り、小麦粉をふる。そこへ、生地を型の3/4ぐらいの高さまで(150gぐらい)入れる。
- オーブンを焼成時の設定温度の210℃よりも高めに予熱(天板も一緒に予熱)しておく。温度が上がったら手早く生地を入れた型を入れる。210℃で15分焼き、180℃に下げて20分焼く。※1
- 焼き上がったら、金網や籠の上に乗せて冷ます。もし、この時しぼむようであれば、まだ焼きが甘いです。次回、時間を延ばして焼きましょう。あるいは、焼き上がったらオーブンからすぐに取り出さずに、10~15分ほどそのまま放置してから取り出してください。途中、焦げるようなら焼き色がしっかりと付いてから、オーブンをパッと開けて生地の上に手早くアルミ箔を被せてから焼いてください。
※1 しっかりと予熱をしてできるだけ温度を下げないこと。焼いている時はできる限りオーブンの扉を開けないようにしましょう。生地がしっかりと焼き固まっていない時に温度が下がると、折角膨らんでいた生地がしぼんでしまいます。一度しぼんだ生地は戻りません。
MEMO
予定以上に膨らみ過ぎて頭が少々焦げました(^^;
外側はサクサクとしており中はしっとりとしてます。見た目は皮の厚いシュー生地のような感じです。しっかり火は入っているのですが、内側はしっとりとしていて・・・そう・・・プリン(当然といえば当然、材料は同じようなものを使っていますから~)のようです。バニラで香りづけして、生クリームなどと組み合わせればスイーツとしても楽しめそうです。
今回のレシピで作るポップオーバーは、ポップオーバーの作り方(その壱)で紹介したものよりも食べ応えがあります。“その壱”の方は軽い食感で、一緒に合わせた料理を楽しむ感じでしょうか。こちらの方はボリュームがあり味も濃厚。しっかりと食べたい方、食べたぞ~という満足感を得たい方にはこちらがお勧めです。
どちらが好みですか?それぞれのシーンに合わせたレシピを使うのも良いと思います。
いかがですか?ポップオーバーに挑戦してみませんか!
型について
この型を使わなくてもポップオーバーは作ることが可能です。マフィン型やプリン型などを使って作ることができます。この型を購入するまでは、私もマフィン型やプリン型を使っていました。シリコン型も使用したことがありますが、熱の伝導性が悪いためか、焼き上がった後、生地がどうしても縮み、もっちり食感のポップオーバーになりがちです。これはこれで美味しいのですが(^^;
できれば熱伝導性の良い金属製の型を使ってください。