ピクルスの酸味が魚の美味しさを引き立てます

好き嫌いのわかれるオイルサーディン。
青魚の臭いと脂っぽさが苦手という話をよく聞きます。
実は私もオイルサーディンが苦手でした。
パカッと容器のフタを開けた時に広がる、イワシ(青魚)独特の生臭さ。口に含めばとろりとしてまとわりつくような油のしつこさ。どうも好きになれずにいました(^^;
そんな私ですが、ある国産のオイルサーディンを食べてから、その意識が変わってきました。生臭さが少なく、しつこさも抑えられています。手間暇かけて厳選された素材を使い丁寧に作られたものは美味い!ことを知りました。
それでもやっぱり“イワシ”なんです。思っている以上に主張してきます。
そんなオイルサーディンをサンドイッチで美味しく食べるコツを紹介します。
オイルサーディンとピクルスのパニーニの作り方
材料(1人分)

- ハーフサイズの食パン 4枚 ※1
- オイルサーディン(缶詰) 6尾 ※2
- ピクルス(パプリカ、キュウリ) 適量
- タマネギ 1/5個
- ニンニク 1カケ
- スプラウト 適量
- サワークリーム 適量
- マヨネーズ 適量
- 柚子ポン酢ペースト 適量 ※3
※1 市販の8枚切りの食パン2枚でもよい
※2 国分(株)の缶つまプレミアムシリーズのオイルサーディンを使用
※3 合名会社 まるはらの柚子ぽん酢ペーストを使用
作り方

- オイルサーディンの上にスライスしたニンニクとタマネギを乗せて、オーブン(180℃)で10分程度、オイルがフツフツとしてくるまで焼く。
- 食パンにサワークリームを塗り、その上にスプラウトを敷く。
- そこへ、1.のオイルサーディンとニンニク、タマネギを乗せる。
- 柚子ポン酢ペーストをオイルサーディンの上にかける。柚子ポン酢ペーストの代わりにレモン果汁を少し絞ってかけてもよい。
- パプリカとキュウリのピクルスを細切りにしてそれを覆う(上記材料の写真を参照)。※ キュウリのピクルスには爽やかな酸味、パプリカのピクルスには野菜の甘みがあり、赤の彩りが良いです。
- もう一枚のパンにマヨネーズを塗って、オイルサーディンを乗せたパンとはさむ。
- グリルパンに乗せ、中火にして3~5分、食パンに焼き目が付くまでプレスしながら焼く。
- 片面が焼けたらひっくり返して同様にプレスをしながら3分ほど焼く。
- 半分に切って、サラダやヨーグルトなどを添えて完成。
MEMO

美味しいよ!
オイルサーディンにピクルスや柚子ポン酢ペースト、サワークリームと合わせることで、独特な魚臭さを抑えてくれます。結果、イワシの美味しさが引き立ち、旨みいっぱいのサンドイッチに仕上がります。
魚の生臭さはアルカリ物質の「トリメチルアミン」が主な原因です。これをピクルスやポン酢などの酸で中和することで、イヤな臭いを抑え込むことができます。青魚を酢洗いしたり、魚料理にポン酢を使ったり、レモンやすだちなどのかんきつ類を添えたりするのは、とても理にかなっていることなんです。
これならオイルサーディンが苦手な人でもきっといけるはず!?
これでまたひとつ料理の世界が広がりました。
是非、試してください。