あら?不思議!トーストに絵が浮かび上がります。
トースタンプとは
食パンにギュッとスタンプすることで、その部分が窪み、トーストした際に焼け具合に差ができ、その部分に絵が浮かび上がる仕組み。
とっても単純な仕組みなのですが、それに思いついてしかもそれを製品にいてしまうところが素晴らしい!
そんなユニークな商品を開発している会社は、和歌山県に本社を置く『株式会社 小久保工業所』です。
LINEやFacebookでは、感情や状況をイラストで伝える「スタンプ」をコミュニケーションに使うことが当たり前になっています。言葉よりも絵の方がまろやかに伝わったり、選んだ絵柄のかわいさや意外性に思わず「クスッ」と笑ってしまったり。ちょっとした楽しさが人気の理由のようです。そんなスタンプ・コミュニケーションが、今度はリアルな食卓でも展開されます。 - 「トースタンプ」のリリースより -
トースタンプは4種類
- グッドモーニング Good Morning!
- デリシャス Delicious!
- ハングリー Hungry?
- ハリーアップ Hurry Up!
- 参考価格:各 税別180円 税込194円
- 材質:ABS樹脂(日本製)
- 2014年10月20日リニューアル発売
トースタンプの使い方
使い方はいたって簡単。
食パンに型を当てて、上からギューッと押すだけ。
この時、四隅に力を入れて均一に凹む(スタンプする)ようにするのがポイントです。力を入れ過ぎると、パンが千切れることがありますが、それはあまり気にしなくても問題ありません。
トースタンプをした食パンの焼き方のポイント
さて、スタンプを押したので後は焼くだけ。
ちょっと待ってください。
実はこの後大変苦労したのです(^^;
初めてトースタンプを使った時のこと、食パンにそれなりにきれいに型を押すことはできたのですが、トーストしたパンの焼き上がりが・・・ウン???
なぜかきれいに画が現れない。
上の写真は特に悪い例ですが、なんとなく模様は見えるものの、元の形を知らなければ、そこに何が描かれているかわからない状態です。原因はパン自体のキメが粗かったこともありますが、それよりもオーブントースターで焼いた場合、凹んでいる部分にもちゃんと火が入ってしまい(オーブントースターの性能としては良い事ですが)、全体的にのっぺりとした仕上がりになってしまい、結果、画が浮かび上がりませんでした。
画の輪郭となる部分(凹んだところ)に、火が入らないようにしないと、きれいな画が浮かび上がらない。
そこで、次にとった行動が、ホットサンドクッカーを使って、面で熱を伝えることを考えました。
どうですか?これなら、しっかりと画が浮かび上がります。
しかし!これには問題が。
これだと、食パン1枚が焼けない。また、はさむ具の量によっても画の浮き上がり方にばらつきがでる。なかなか、上手くいかないものです。
そして、たどり着いたのが『フライパン』を使うこと。
スタンプをした食パンをフライパンに乗せて、上から軽く押さえて焼いてあげると、とてもきれいな仕上がりになります。
この方法なら1枚の食パンを焼く時でも、食パンを重ねて間に具をはさんだホットサンドを作る時でもきれいに作れます。
パンを焼く時の火加減を「中火」程度にして、4分ぐらい焼いてやると、常に同じような焼き上がりに。画の周りきつね色に焼き上がり、凹んだ輪郭の部分は焼けずに白く残ります。これなら、美しい仕上がりでしょう♪
MEMO
可愛らしい画の浮かび上がったトーストのできあがり
こんなトーストが朝の食卓に上れば、朝からテンションも上がります。
忙しい朝にも気持ちにゆとりが持てそうです。
いかがですか?トースタンプを使っていつもと違った朝食を演出してみませんか?
【レシピブログの「みんなの“食パンレシピ”」企画に参加中!】⇒ みんなの“食パンレシピ”を大募集!|料理のレシピブログ