本の紹介 糖尿病食事療法のための食品交換表 第7版


今のところ至って健康体で糖尿病ではないけれど、バランスの取れた食事は気になるよね。カロリー制限、糖質制限も適正に行うことが必要!そんな時にとても参考になる一冊です。

糖尿病食事療法のための食品交換表 第7版

美味しいものは食べたい!肉汁ジュワーのステーキが好き、たまには背油ギラギラのラーメンだって食べたい!生クリームたっぷりのケーキも美味しいよね。でも、無茶すると大変なことに。

無理せずに美味しいものを食べられればストレスもなく健康的です。そんな食事を考える時にはこの『糖尿病食事療法のための食品交換表』がとても役に立ちます。

  • 簡単で使いやすい
  • いろいろの食習慣、環境の人が使える
  • 外食する時にも役立つ
  • 正しい食事の原則を理解するのに役立つ

基本情報

  • 糖尿病食事療法のための食品交換表 第7版
  • 編・著者:日本糖尿病学会
  • 出版社:文光堂
  • ISBN978-4-8306-6046-7
  • 900円+税
  • 2013年11月1日 第7版 第1刷発行

食品交換表の改定内容

『糖尿病食事療法のための食品交換表』は、昭和40年(1965年)に初版が発行され、以来、数回の改訂が重ねられ、平成25年11月、おおよそ11年ぶりに7版が発行されました。

今回の改訂では食品分類表の中の1単位(80kcal)あたりの栄養素の平均含有量の一部が改正されました。また、食事に占める炭水化物の割合について、従来は60%エネルギーの配分例のみが表示されていましたが、新たに55%、50%の配分例も示されています。

食品交換表

炭水化物50~60%エネルギーの推奨摂取範囲内で「何をどれだけ食べたらよいのか(どの表から何単位を摂取すればよいのか)」という単位表記によって、1日の摂取エネルギー量から栄養バランスまで、表と写真を併用して誰にでも食事療法をしっかりと実行できる内容になっています。

食品交換表の使い方

1日の指示単位および炭水化物の割合

1単位を80kcalとして、1日の摂取カロリーを単位表示しています。例えば1日1600kcalとしたら20単位となります。

炭水化物の摂取量を管理することが糖質制限にもつながってきます。

1日にどの表から何単位

バランスの良い食事をするために、各表(表1は穀類・いもなど、表2はくだものというように表6まであります)から何をどれだけとるか、食材の目安の分量や写真を併用してわかりやすく書かれています。

表1

朝食・昼食・夕食・間食へどのように配分するか

各食事にどう配分するか例を挙げて(1日の指示単)表記されています。

食事献立例

指示単位だけではピンとこないので、献立例を写真で紹介しているので、実際に食事を作る時には大いに参考になります

食事献立例

MEMO

この本に興味を持った理由

幸い毎年の健康診断で異常は見つかってはいないものの、最近の運動不足もあってお腹周りが気になりだしてきました。だからと言って、改めて運動もしたくないし、ましてダイエットなんて無理。だって、食いしん坊なんだから(^^;

そんな時、『大豆粉』なるものが密かなブームを迎えているということを知り、食いしん坊な私の興味は大豆粉へ一直線。そして大豆粉が糖質制限の食材のひとつとして脚光を浴びていることに注目。ここに出てきたキーワード『糖質制限』。炭水化物を減らすことで糖質を抑え、糖尿病の治療だけでなく、ダイエット法としても効果的な食事療法として紹介されている・・・もしかしたら、ストレスを感じずに手間をかけずにダイエットが出来るかも!?

このあたりから食品交換表への興味が向かっていきました。

さて、この本をどのように利用するか?

まず、ことわっておきますが、この本には「極端な糖質制限食は長期的には腎症や動脈硬化の進行などが懸念され、決して勧められません」と注意が促されています。

私はこの本を利用して、正しく血糖をコントロールしながら美味しく食事をし、如いてはダイエットに繋がれば思っています。自分にカロリー制限が向いているのか?糖質制限が向いているのか?それは追々突き詰めていくとして、まずは自分の作った料理には責任を持たないと。やっぱり作りっぱなしは良くないよね。一度は自分の作った食事を見直してみることも大切だと思う。

ということで、この本を片手に少し勉強をしてみることにします。

さてさて、どうなるか?

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