ふかふかのコッペパンに好みの具を挟んでもらえば、あっという間にオリジナルサンドイッチのできあがり!
岩手へ
整理しきれずにどんどんと溜まる写真データ。いつか整理しなければと思いつつ、無駄に時間だけが流れていきます。さて!やるかと気合を入れて整理していたら、2か月前の岩手を旅した時の写真で手が止まりました。
その中に「福田パン」の写真が。これだけは、整理して記録に残しておかないと!
そもそも、この旅行は特に予定していたものではなく、旅の1週間ほど前に手配をはじめてギリギリまで迷っていました。
実はその前の週に沖縄旅行を予定していたものの、立て続けにやってきた台風10号・11号のために、泣く泣くキャンセル。これが無ければ、たぶん岩手には行っていなかったことでしょう。それがどうして岩手なの・・・その経緯は省くとして(^^;
岩手旅行の目的は、金田一温泉にあるオーナー契約しているブルベリーファームへ行くこと。それと、水沢の南部鉄器の製造元で、その製品に直接触れることです。
そして、その途中に盛岡の「福田パン」には、是非とも立ち寄らないとね♪
さぁ、岩手へGO!
老若男女に愛される福田パン
創業1948年の「福田パン」は盛岡のソウルフードとして地元の人々に愛されていますが、ここ最近、テレビや雑誌などでも度々紹介され、今では全国的になりつつある人気店です。盛岡に美味しいパンがあるという噂を聞いて、数年前にそれを食べてから私もファンのひとりに(^^;
福田パンといへばコッペパン。実は、コッペパンと聞いて、昔、学校給食で出されたパサパサの美味しくないコッペパンをイメージしてしまった私。どうにも触手を伸ばすには至らずにいたのですが、たまたま、盛岡を訪れた時に口にして・・・ビックリ!
フワフワのコッペパンがなんとも美味しいこと!
中に挟まれたジャムも素朴で何ともホッとする感じの飽きのこない美味しさです。
美味しさに加えて、懐に優しいのも人気のひとつ。コッペパンに挟む具で値段は変わりますが、百数十円からという安さ。ちょっと奮発しても、三百円あればおつりがきます。
そんな手頃さもあってか、みなさんひとりで5個6個・・・と購入されていきます。
コッペパンサンドの組み合わせは無限大!
さて、困った。
お店に入ってまず驚かされるのが、その種類の多さ。カウンター上の壁に、ズラーっと並ぶお品書き。あんバター、イチゴジャム、クリームチーズ、ピーナツバター、チョコレート・・・キーマカレー、コロッケ、焼きそば、野菜サンド・・・・!!!!!
迷う!
全部食べてみたいという衝動に駆られます。
ちょうど、お昼時ということもあって、店内には十数人が既に並んでおり、思い思いのサンドイッチを注文しています。何を注文しようかなと思っているうちにも、私の後ろにも行列ができています。さすが人気のお店。
常連さんはいつものお気に入りのパンを、はじめて訪れたお客さんは、注文口で悩みながらオススメのパンを。そんな光景が見受けられます。
注文する様子を眺めていると、定番の組み合わせから、オッ!そんな組み合わせも出来るのかと思わせるものまで、千差万別、さすが組み合わせは無限と言われるのがわかります。
これだけ前にお客さんが並んでいれば、悩む時間も十分に・・・無い!
注文を受けるや否や、カウンターの向こうでは、手慣れた手つきで、パカッと開けたコッペパンにジャムやクリーム、具材を乗せていきます。できあがったサンドイッチをくるりと透明な袋で包み、中身の書かれたシールを貼れば完成。サンドイッチができあがるまでに1分とかからない手早さ、熟練のなせる技です。
あっという間に自分の番がやってきて・・・迷いながらもなんとか4種類を注文。
新メニューと書かれ貼りだされた紙を見つけて頼んだ「ずんだホイップ」、季節のジャムの「桃ジャム」、ひと際目を惹いた「粒ごまクリーム」、そして惣菜パンの「キーマカレーとたまご」の4種類。他にも気になるものはいっぱいあったけれど、そんなに注文しても食べきれない。
店内にはイートインスペース(テーブルが3卓だったかな?)が設けられているので、サンドイッチと一緒にジュースを購入して、そこで食べることに。
出来立てのサンドイッチは美味いよね~。
フワフワの柔らかコッペパンが堪りません。サンドイッチの具もさることながら、パンも甘みと香りがあって美味しい。
見た目には大きなサンドイッチですが、2,3個ならペロリといけます。
食べ切れなかった分は袋に入れて、盛岡散策中のおやつにしよう♪
福田パン
- 福田パン 長田町本店
- 住所 岩手県盛岡市長田町12-11
- 電話 019-622-5896
- 営業時間 07:00~17:00 (売れ切れ次第終了)
- 定休日 お盆・年末年始
福田パン 長田町本店は、盛岡駅から歩くこと15分程度。歩くのが面倒という方は、バスを利用すると良い(私もバスを利用)。10~15分間隔で運行する盛岡都心循環バス「でんでんむし号」(左回り)に乗り、4つめのバス停「啄木新婚の家口」で下車。歩くこと2,3分だ。「でんでんむし号」は、盛岡市内の主要な見どころをぐるっと循環してくれるので、盛岡観光にはうってつけ。しかも、一日乗車券が300円ととてもお手頃価格なのだ。
盛岡駅の観光案内所で場所を尋ねれば、他の見どころも合わせて丁寧に教えていただけます。
バスを降りてまっすぐ道を歩けば、すぐに福田パンと大きく書かれた看板と共に、小学校をイメージしたお店が見えてきます。お店の正面には、ひげのおじさんが笑顔でOKサインをしながら迎えてくれます。
混雑時はお店の前の広い駐車場も車で一杯。お店の外にまで行列ができます。
特にお昼時などの混雑時を避けるとスムーズかも。
そうそう、盛岡駅構内にも福田パンが出店しています。盛岡駅北口改札前の「tetoteto(テトテト)」でも購入可能です。本店に比べて種類は少ないですが、出来立てのサンドイッチが並びます。また、好みのジャムを選んでのカスタマイズも可能です。時間が無く本店まで足を延ばす時間が無い時は、こちらを利用するといいでしょう。
さて、貴方ならどんなサンドイッチにしますか?