フワフワ食感が堪らない、山芋とひき肉の重ね焼き


シェパーズパイ風にひき肉にお芋を重ねてこんがりと焼き上げました♪

山芋とひき肉の重ね焼き

最近手元に届いた南部鉄器のココットを使ったレシピ本を見ながら、あ~、これも美味しそうだ、こっちも美味そうだと、作っては食べるシーンを妄想(^^;

妄想しているだけでは収まらず、どうにこうにも食べたい。

それなら、作ろう!

冷蔵庫にはどんな食材が入っているかな?とゴソゴソすれば・・・ナス、トマト、ゴーヤー、玉ねぎ、キノコ、山芋、ひき肉、塩鮭、卵、チーズ、牛乳、生クリーム・・・・。

出てくる出てくる。色々なものが出来そうだが・・・レシピ本に載っていた、ナスとひき肉でムサカにするか!?

そうこう準備をしているうちに、ムサカを作るつもりが、こんな料理になりました。

山芋とひき肉の重ね焼きのレシピ

材料(2人分)

  • ひき肉(牛4・豚6の合い挽き肉) 150g
  • 山芋 100g
  • トマト(小さめのもの) 2個
  • ナス 1本
  • タマネギ 1/2個
  • ニンニク 1カケ
  • トマトペースト 大さじ2
  • マッサ(塩漬けしたパプリカのペースト) 小さじ2
  • カレー粉 小さじ1/2
  • 粉チーズ(パルミジャーノ) 大さじ2
  • 生クリーム 50ml
  • コショウ 適量
  • 塩 適量
  • オリーブオイル 適量

下ごしらえ

  1. ナスの半分をスラーサーで薄くスライスして、バットに並べて上から塩をふり、15分ほど置いておく。
    ナスの下ごしらえ
  2. ナスから水分が出てくるので、キッチンペーパーなどに挟んで、しっかりと水気を吸い取る。
  3. 残りのナス半分は細かく刻む。同様にタマネギも刻んでおく。
  4. フライパンに多めのオリーブ油を引いて、みじん切りにしたニンニクを入れて加熱する。香りが出てきたら、ひき肉を加えて炒める。
  5. ひき肉に火が通ったら、刻んだタマネギ、ナスを加えて炒めて火を通す。
  6. マッサ、トマトペースト、カレー粉を加えて炒める。塩とコショウをふって味を調える。(この時の塩味は控えめにすること。ちょっと足りないぐらいでちょうど良い。)
  7. 山芋は皮を剥いてからすりおろし、生クリームと粉チーズを加えて、よく混ぜておく。

作り方

  1. 耐熱皿(南部鉄器のちょこっと鍋を使用)にオリーブ油を引き、半分の炒めたひき肉を敷く。その上に水気を取ったスライスしたナス(半分)を並べる。
    山芋とひき肉の重ね焼きの作り方
  2. ナスの上に残りの炒めたひき肉を乗せ、さらに残りのナスを乗せる。
  3. ナスを覆うように、5mm程度の厚さに輪切りにしたトマトを並べる。
  4. トマトの上にオリーブオイルを回しかけ、その上に山芋をかける。
    山芋とひき肉の重ね焼きの作り方
  5. 190℃のオーブンで10~15分焼き、芳ばしい焼き色が付けば完成。

MEMO

ムサカを作るつもりでいたら、あれもこれも一緒に焼いてしまおうというこになり、こんな料理ができあがりました。

山芋とひき肉の重ね焼き

一番上に乗せた山芋がオーブンの中で次第に膨れてきて、なんとも美味しそうな姿に。

これがふわっとした口当たりで堪りません!

ひき肉の中にはナスの他にタマネギや、調味料としてのパプリカやトマトがたっぷりと入っているので、旨みもたっぷり。さらに、生クリームやチーズの旨みや香りも加わって、コレ、美味いです!

アツアツのところを、フーフーしながら口に含めば・・・至福のひと時、最高です。

今回、使用した「ちょこっと鍋」の良い所は、鋳鉄製で厚みがあり、しっかりとした鍋である点。そのため、火から下ろしても温度が下がらず、いつまでもアツアツです。直火でもIHでも使え、名前の通り“ちょこっと” の料理(1人分やおつまみなど)を作るのに適しています。

南部鉄 ちょこっと鍋

また、一般的な小さなフライパンのようなスキレットのように、持ち手(柄)が付いたものと違って、簡単に取り外しができる点。この柄が取り外しできるので、オーブンに入れても邪魔にならず、小さなオーブンでも2つの鍋を並べて入れることが可能です。こんな点がお気に入りのポイント。