余った鏡餅で甘酒を作ってみたら、これが驚くほどの美味しさ!
急に冷凍庫にスペースを作らなければならない事態が発生!
一体、冷凍庫には何が入っているのか?色々なものを詰め込んだ、当の本人さえもわからない状態だ(^^;
きっと、冷凍したまま・・・なんてものも眠っているはずである。ここは覚悟を決めて一度きれいに整理することに。
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それほど日の経ったものは眠っておらず一安心。優先順位をつけて解凍して利用するもの、冷凍庫に置いておくものを整理。なんとかスペースを開け、そこへ新たな食材を収めることができた。
さて、ここで見つけたのが「鏡餅」。鏡開きの時にもらったものを冷凍しておいたものである。すっかり忘れていた(^^; これを今さらお汁粉にして食べるのも、なんだか違うような気がする。コイツをどうしたものか?
実は冷凍庫には「糀」を常にストックしているのだ・・・ということは・・・!?
「甘酒」!お餅で甘酒を作っても美味しいということを以前から聞いていた。これはいい機会なので、早速挑戦してみることに。
甘酒は腸内環境を整え、免疫力を高め、さらにはダイエットにももってこいのスーパーフードとウワサされ、あちこちから熱い視線を集めているらしい。これはますます、気合を入れて作らないといけないね(^^;
※ 関連記事・・・いつもの甘酒の作り方はこちら⇒甘酒の作り方
お餅で作る甘酒のレシピ
材料
- お餅 300g ※1
- 米糀(糀屋本店、喜助こうじ) 300g(1パック)
- 水 360ml
※1 鏡餅だけでは300g無かったので、市販の切り餅を合わせて使っています。
下ごしらえ
- カチカチのお餅はひと晩水に漬けて柔らかくする。
作り方
- ひと晩水に浸けたお餅を水から上げて2cm角程度のさいの目に切る。
- 鍋に切った餅と水を入れて火にかけ、沸騰してきたら弱火にして、お餅の形が無くなるまで木べらなどでかき混ぜながら煮る。
- お餅がトロトロになったら火から下ろして、70℃になるまで冷やす。
- よくほぐしておいた米糀を入れて混ぜ合わせる。
- それを保存容器に移してフタを閉め、ヨーグルトメーカーに入れる。「温度:55℃、タイマー:10時間」にセットしてスタートボタンを押す。
- 2時間経過したら全体をまんべんなくかき混ぜる。この時点ではまだ糀の粒々がしっかりと残っています。途中、何度かかき混ぜる(こうすることでより発酵が進み甘さが増します、ここでは、2時間ごとにかき混ぜました)。
- 10時間経過してタイマーが切れたら完成。
- できあがった甘酒(甘糀)は濃度が高くこのままでは甘過ぎます。甘酒として飲むときは、1.5~2倍に希釈して召し上がってください。また、小豆など(上の写真で、黒く見える丸いものは、大納言小豆の甘納豆です)を加えて飲むと、またひと味違って美味しいです。
MEMO
余ったお餅で美味しい甘酒ができました。
それもそのはず!だって元々お餅はお米から出来ているからね~。
硬くなったお餅を切る手間はありますが、それ以外はお米を炊いてから作る場合と変わりません。
ただ、お餅から作る甘酒の方がボテッとした感じがします。これは水加減の違いからでしょう。お餅を煮る際に、使うお餅によってもだいぶ変わりそうですが、もう少しお水を加えてもいいかな。
でも、できあがった甘酒の味は保証します。美味いです!!
もし残ったお餅がありましたら、一度試してみませんか♪