これが「スキヤキ」沖縄スタイル ~ 那覇市松山の「三笠食堂」


フライパンで調理した、牛肉,野菜(キャベツやレタス),しらたき,豆腐をお皿に盛り、そこに生卵を乗せて♪

スキヤキ 三笠

那覇に到着。

空港で食事(空港食堂~ちゃんぽん)を済ませると、モノレール(ゆいレール)に乗って今晩お世話になる那覇市内のホテルに向かう。手荷物は小さなキャリーケースとカメラだけ。大きな荷物は翌日に向かう離島に既に送ってある。

そう、那覇には一泊だけ。これがいつも通りのスケジュールだ。

それでも那覇に来たのだから、それなりに楽しまないとね♪

・・・が、真夏の沖縄で昼間にあちこち見て歩くのはさすがに辛い。陽射しの強さが半端でない。15分も外を歩けばぐったりするほどだ。

だから、行くところは大体決まっている。ホテルでいっぷくしたら、必要なものだけを持って、いつも通りのルートで、いつも通りのお店に顔を出し、いつも通りの買い物をする。日中はそんな風にして過ごす。

日も傾き、心地よい風が吹く頃になってからがいよいよ本番だ・・・とは言っても、明日からダイビングの予定も入っているので、そこは、ほどほどに。

久しぶりに那覇に来たので、顔でも見せようと知り合いのお店に電話をし、美味い肉を食べさせてもらおうとお願いすることに。

エッ?休み!?一番忙しい時期に向けて早めの夏休みだって(>_<)

予め連絡を入れなかった私が悪いのだが、予定が狂ってしまった。

どうしたものか?

頭の中は肉モード。アグー豚、石垣牛・・・ウ~ン・・・そこでなぜか思い付いたのが「スキヤキ」。これならたっぷり牛肉も食べられるしね。

今晩は沖縄で「スキヤキ」に決定!!

沖縄で食べる「すき焼き(スキヤキ)」

すき焼き(スキヤキ)

沖縄で食べる「すき焼き」は「スキヤキ」なのだ。いつもの「すき焼き」とはちょっと違う。

鉄鍋に牛脂を引いて、ジューっと牛肉を焼いたら割り下にネギやしらたきを入れて・・・卵に絡めて食べる。 そんないつも通りのすき焼きを想像していると思いっきり肩透かしを食わされる羽目に。

もちろん、内地で言ういわゆる「すき焼き」もあるのだが、ここ沖縄では「スキヤキ」といえば、フライパンで煮込まれた牛肉やキャベツ、豆腐、しらたきに生卵を乗せて、それをドーンとお皿に盛って提供されるのが一般的。

「すき焼き」と言うより「スキヤキ・・・すき焼き風」と言った方がしっくりくる(^^;

すき焼き(スキヤキ)

この「すき焼き(スキヤキ)」に、ご飯が一緒についてくる、定食スタイル。沖縄の食堂では定番のメニューだ!

かつおだしに醤油、砂糖で少し濃いめに味付けされて、なんともご飯がススムこと(^^;

上に乗っている生卵を崩して混ぜ混ぜ、さらに、ご飯も一緒に混ぜ混ぜ。行儀は悪いがこれがウマイ!

いつもより余計に食べてしまった、満足満足♪

沖縄の夜は長いぞ。

さて、次はどこへ・・・。

お店情報
那覇 三笠食堂
  • 店名 : お食事処 三笠
  • 住所 : 沖縄県那覇市松山1-12-20(新店舗:2016.12.14 移転)
          沖縄県那覇市松山1-3-17 伊波ビル1F(旧店舗)
  • 電話番号 : 098-868-7469
  • 営業時間 : 24時間 旧盆・正月休み
  • HP : http://www9.plala.or.jp/mikasa1/

お店は県庁からもほど近く、国道58号線沿いにある。大きな黄色い看板が目印だ。食事時はもちろんのこと、24時間営業ということもあり夜中でも賑わっている。

定食スタイルになっており、メインとご飯、スープのセットで600円前後と、とても懐に優しい。

三笠食堂 メニュー

メニューに星印の付いているものがオススメらしい。

星が2つ付いている「ちゃんぽん」は、玉ねぎ・ひき肉を卵でとじたもので、他の食堂にはないオリジナル「ちゃんぽん」のようだ。次回はこれを食べてみよう。

星1つの「牛肉ととうふのニンニク炒め」はこんな感じ。ニンニクたっぷりで次の日は人と話すのがはばかれそうな感じではあるが美味い。人気も高いようで次々に注文も入っていた。

牛肉ととうふのニンニク炒め

折角沖縄に来たのだから、こんな沖縄の家庭料理を味わうのもたまにはいいだろう。