ベジブロス ~ いつもなら捨てしまう“くず野菜”から美味しいダシが簡単に取れる!


捨てちゃダメ!「野菜くず」に秘められた驚きのパワー!

ベジブロス

以前から気になっていた「ベジブロス」。ここ最近、またよく耳にするようになってきた。

「ベジブロス」とは、野菜(ベジ)だし(ブロス)のことだ。

コレの何がそんなに良いかというと、普段捨ててしまうような“野菜くず”から旨みの詰まったスープ(だし)が簡単に作れるということ。しかも、そこにはファイトケミカル(抗酸化物質)が豊富に含まれているという。

植物は強烈な紫外線や害虫などから身を守るために、また、自身を成長させるために、その皮やヘタ、種、根などには、より多くの抗酸化物質や栄養素が集まっている。

知らなかったとはいえ、その多くを普段は“くず”として捨ててしまっているというのは、なんともったいないことだろうか。

ベジブロスは、今まで利用していなかった“野菜くず”を手軽に美味しく有効活用する方法である。

ベジブロスの作り方

材料(約600ml)

  • 野菜・果物の皮,種,根など 適量(両手にいっぱいになる程度)
  • 水 700ml
  • 酒 小さじ1

下準備

  1. 野菜や果物など(5,6種類のものが入るとより旨みがアップする)の皮や種、端っこの部分など捨ててしまう部分(くず野菜)を普段から集めておく。(傷みや汚れがひどいものは避ける)
    • タマネギの外側の茶色い皮、長ネギの端、ショウガ・ニンニクの皮
    • ニンジンやピーマンなど野菜のヘタ
    • セロリの筋やパセリの軸
    • カボチャの皮や種
    • キャベツや白菜の芯
    • 果物(リンゴやキウイフルーツ)の皮や種 などなど
  2. 泥や汚れを洗い落としてから、しっかりと水気を切り、キッチンペーパーなどで水分をふき取る。
  3. 密閉できる保存用パックなどに入れて、できるだけ空気を抜いて閉じたら、ある程度たまるまで冷蔵庫で保管する。

作り方

  1. 鍋に集めた“野菜くず”と水、酒を入れる。
    ベジブロスの作り方
  2. 火にかけ沸騰したらトロ火にして20~30分煮る。(この時、グツグツ煮込むとスープが濁るので、ユラユラする程度の火加減で煮ると良い)
  3. キッチンペーパーなどをザルにかぶせて濾して完成。
    ベジブロスの作り方
  4. 保存容器に入れて冷蔵庫で保管。1週間程度で使い切って下さい。

使い方(私の場合)

カボチャのスープうどん
  • 和・洋・中どんな料理にも使えます。
  • 毎日の味噌汁に使っています。
  • カレーやシチューに使うとコクが増します。
  • カツオや鶏など動物系のダシと合わせて使うとより旨みがアップします。
  • 鍋や麺類のダシとして他のダシと合わせて使っています。

MEMO

う~ん、いい香りがします。

最初、鍋で煮ている時は、大丈夫なのか?と思っていましたが、出来あがってみると、野菜の旨みの詰まったダシができました。

ベジブロス

でんぷん質の多いカボチャのワタや長いもの皮などを一緒に煮込んだためか、透き通ったスープにはならなかったようです。別の日に作ったものは黄金色の美しいスープに仕上がりました。

ベジブロス

当然ですが風味や味も使う材料で違ってきます。

キャベツや白菜、ブロッコリーなどアブラナ科の野菜を多く使うと独特な風味が強く苦みが出ると言われていますが、私にはそれほど気になるものでもありませんでした。これも好みでしょう。

いかがですか?今日から「ベジブロス」を作ってみませんか。

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