「リゾートやまどり」で行く信玄公生誕500年の甲府とオープントップバスで巡る昇仙峡の旅
今回のツアーは日本旅行赤い風船の企画で甲府市の全面的なバックアップ、またJR東日本の協力のもと開催され、とても贅沢で盛りだくさんの内容となっている。 ⇒ 日本旅行 赤い風船
さらにツアー開催日の2021年11月3日は、武田信玄公生誕500年の節目を迎えるという特別な日でもある。
2日目 スケジュール(後半)
- ・・・2日目 スケジュール(前半)に戻る・・・
- 信玄の湯 湯村温泉
- 甲斐善光寺(車窓)
- かいてらす(ワインセミナー、買い物)
- ・・・2日目 スケジュール(後半)・・・
- 甲府駅周辺 自由散策
- 昼食
- 甲府駅発 「リゾートやまどり」 ~ 新宿駅着・解散
- ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
- 旅をふり返って
甲府駅周辺 自由散策
ツアーはほぼ予定をこなし、あとは甲府駅に戻り、帰りの列車の出発時間まで自由行動となる。
昭和43年4月8日に建設を開始、翌年4月12日(信玄公の命日)に完成し、甲府に寄付されました。当時の設置場所は、かつて、甲府駅前にあった噴水の南側でしたが、甲府駅前広場の整備に伴い、昭和60年11月に現在の場所に移設されました。
-甲府市 武田信玄公の銅像-
時間はまだ11時を少し回ったぐらい。甲府駅出発の時間は13時36分、2時間30分ほどある。駅前を少し周ってから、どこかで美味しいものを食べよう。
まずは甲府に来たのなら、信玄公に会いに行かないと!甲府駅の南口を降りるとすぐ、ドシッと構えた信玄公の銅像がある。近くで見ると、なかなかの迫力だ。甲府駅北口には信玄公の父・武田信虎公の銅像が置かれている。
その北口には「藤村記念館」があり、郷土の民俗、歴史、教育等の資料の展示が展示されている。また、建物は国指定の重要文化財に指定されており、一見の価値はある。また、その近くには「歴史公園」があり甲府城の「山手御門」、「山手渡櫓門」が当時の工法で復元されている。いずれも、入場は無料なので時間があれば是非。
昼 食
さて、昼食はどうするか?そう言えば、バスの中でガイドさんが、山梨名物の「鶏もつ煮」と「ほうとう」の美味しいお店を紹介してくれた。どちらのお店も近くなので、少しお店をのぞいてから決めることに・・・!?
「鶏もつ煮」の美味しいという『奥藤本店』さんは生憎の休み。ならば、その隣の、『甲州ほうとう 小作』さんで「ほうとう」を食べることに。
昼時とあって、店内は多くのお客さんで賑わっていたが、運よく直ぐに席に通された。
南瓜の入った「かぼちゃほうとう」は、甲州ほうとうの基本。ということで一番人気のようだが、周りの人の注文を聞いていると「豚肉ほうとう」も人気のようだ。いずれにしろ、どの「ほうとう」にも「かぼちゃ」は入っているようだ。「ほうとう」に「かぼちゃ」はマスト!
メニューを眺めて迷っていると、壁に季節限定の「牡蠣のほうとう」の品書きを見つけた。ウン!これに決まり♪
アツアツの鉄鍋に入って出てきたほうとうには、牡蠣がゴロゴロ。さらに、かぼちゃをはじめ、たくさんの野菜(じゃがいも、里芋、白菜、ネギ、きのこ、等々)が入り、なんとも具だくさん。
そしてなんといっても目につくのが大きく切られた「かぼちゃ」。いやいや、これはデカ過ぎでしょう(^^;
熱い鉄鍋に入ってのこの大きさ、なかなか冷めずに食べるのに手こずった。
ほうとうの太麺のもちもちとした食感も良い。これだけ煮込まれていてもしっかりとした食感があり、食べ応えのある麺だ。また、ちょっと濃いめの味噌仕立てのスープも美味しい。麺を食べた後、お腹に余裕があればご飯を入れて食べたいところだが・・・。
ガイドさんのお勧めのお店、美味しかったです。ごちそうさま。
昼食を食べ終わったところで時間も少なくなってきた。腹ごなしに、少し街を歩いて駅に戻ることにする。
甲府駅発 「リゾートやまどり」 ~ 新宿駅着・解散
楽しい旅行もそろそろ終わりです。
駅に戻ると・・・甲府駅北口をすぐ入ったコンコース横に広場がある・・・そこには「武田菱丸」と「信玄くん」そして、甲府市観光課の方々がお見送りに!
もう列車に乗って帰るのかと思うと、とても名残惜しい。時間まで、彼らと記念撮影をしたり、銘々最後の思い出を作っている。
さらにここでも甲府市からお土産(印伝のストラップや葡萄屋kofuさんのレーズンサンドなど)。そして、JR東日本さんからも記念品(乗車記念のキーホルダーや缶バッチなど)が!もう十分におもてなしを受けているのに、恐縮します。
なんだかお土産で帰りのバッグがパンパンです(^^;
ひとつひとつ紹介したいところだが、盛りだくさん過ぎるので、写真で勘弁して。
そろそろ出発時間。帰りも「リゾートやまどり」です♪
ホームには駅長さんと観光課の方々がお見送りに。
ありがとうございました。また近いうちに戻ってきます!
動画:リゾートやまどりの車窓から
旅をふり返って
今回の甲府へのツアーは、「SDGs&ワクチン検査パッケージ実証実験」ということで、甲府市やJR東日本から多くのバックアップもあり、想像以上の盛りだくさんで充実感のある旅であった。また、たくさんのおもてなしに感激とういかこちらが恐縮するほどであり、改めて感謝したい。
最近、ようやく日本のコロナ感染状況が落ち着いてきたこともあり、この二日間の体験は、これからの新しい旅のスタイルとして多くを参考にしたい。
団体旅行といことで、予め決められたスケジュール通り進まなければならないということは了解していたが、これだけ盛りだくさんのスケジュールになると、時間に追われることが多く、どこへ行っても印象が薄くなるのが残念だ。改めてじっくりと周りたい。しかし、個人旅行でこのスケジュールを消化しようと思うと、もう一泊必要だろう。
使用した列車は「リゾートやまどり」6両編成を団体貸し切りでの利用だ。その座席数は140席?ほどであろうか。今回のツアーには60名ほどが参加している。つまり列車の中はガラガラ。もしこれで常に運行したら、採算が合わないだろう。密を避けるという意味では最高の条件だが、いつでもこのような状態で利用できるわけではない。この点は運行会社が考えるところだろうが、定員をどうするかは課題になりそうだ。
それにしても同行されたツアーコンダクターの方には頭が下がる。横から見ていて、私には絶対にできないと思った(^^;
ところで、今回のツアーの目的の「SDGs&ワクチン検査パッケージ実証」という点に関しては、概ね成功であったと思う。
「SDGs」ということでは、オープントップバスを使用しての昇仙峡の観光。まだ、観光客が完全に戻っていないこともあり、本来の観光地の混雑ぶりは無かったが、こうして観光バスを利用しての移動は、渋滞や駐車場の心配をする必要がないため思う存分に楽しめる。その上、お酒も飲めるし、疲れたら居眠りもできる。さららにガイドさんの説明が入る点もその地の理解を深める上でも有効で大いに利用したい点だ。
また、「ワクチン検査パッケージ」についだが、安心を得るという点においては、完全ではないにしても現時点ではこれが最善だろう。今、ワクチン接種後の再感染が問題となってきている。ワクチンを接種したから安全ということは無いこともわかってきた。今後はワクチン接種とPCR検査をどのように組み合わせていくのかが課題ではないだろうか。
もう少し先になるだろうが、感染を心配しないで旅に行ける日が一日でも早く来ることを願うばかりだ。それまではできる限りの対策をして楽しむことにしよう。