専用のパン型が無くても鉄鍋を使えば美味しいパンが焼けます
わざわざ重たい鉄鍋でパンを焼くことも無いのですが、この「ちょこっと鍋」を購入した時に一緒に入っていたレシピのトップに、なんとパンのレシピが載っています。
なかなかインパクトのある写真で、しかもそのパンが美味そうなこと。
それなら、焼いてみようじゃないの!
ちょこっと鍋を使ったパンの作り方
材料
- 強力粉(春よ恋) 225g
- 玄米パウダー 25g ※1
- 水 190g
- ドライイースト 3g
- 砂糖 12.5g
- スキムミルク 12.5g
- バター 15g
- 塩 4g
- 卵(仕上げ用) 適量
※1 先日、(株)自然生活工房さんより譲っていただいた試作品の玄米パウダーを使用しています。 ⇒ 参考:(関連記事)玄米パウダーでモッチモチ食感のパンに大変身
作り方
※実際はニーダーを使って作っていますが、レシピには手ごねの方法で記載します。
- 大きめのボウルに、強力粉(6割、135g)、玄米パウダーと水を加えてスパチュラーなどを使って混ぜ、30分置く(オートリーズを取る)。(ここでしっかりと吸水させておくと、多少いつもより加水が多くても、この後の工程で生地がベトベトになり難く、扱い易くなる。)
- 残りの小麦粉(4割、90g)、ドライイースト、砂糖、スキムミルク、塩を入れて、生地が滑らかになるまで捏ねる。さらに、バターを入れて、馴染むまでしっかりと捏ねる。
- 生地が捏ねあがったら、2~3倍に膨れるまで一次発酵させる。
- 生地を取り出して上から軽く押さえ平らにしてガス抜きをして、4等分にしてから丸め直して生地が乾かないようにして15分ほど生地を休める。
- ベンチタイム終了後、めん棒を使って18cm角ぐらいに伸ばす。その生地を三つ折りするように生地を重ね、生地の端から、ちょこっと鍋の幅より少し短いぐらいにクルクルと巻き上げる。
- 生地の巻き終わり部分を下にして、油脂を塗ったちょこっと鍋に入れる。
- 30℃で30分ほど生地が乾かないようにして、2倍ほどの大きさになるまで二次発酵させる。
- 二次発酵後、生地の表面に溶き卵を薄く塗る。
- 190℃のオーブンで15~20分焼き、焼き上がったら直ちに、金網や籠の上に乗せて冷ます。
ちょこっと鍋を使って焼いたパンは、ふっくらとしたツヤツヤのパンの焼き上がり
厚みのある鉄鍋ということもあって、専用のパン型に比べたら熱の伝わりは悪いかなと思っていましたが、予想以上にいい感じの焼き上がりです。ふっくらと美味しく焼き上がりました。
そして、驚いたことに、とても型離れが良く、鉄鍋に生地が焼き付くことも無く、すんなりと抜けました。この鉄鍋が鋳物であることが型離れを良くしてくれていると思います。鉄鍋表面にある鋳物独特の小さな凹凸に油が入り込み、しっかりと馴染むためと考えられます。
今回、使用した「ちょこっと鍋」の良い所は、鋳鉄製で厚みがあり、しっかりとした鍋である点。そのため、火から下ろしても温度が下がらず、いつまでもアツアツです。直火でもIHでも使え、名前の通り“ちょこっと” の料理(1人分やおつまみなど)を作るのに適しています。
また、一般的な小さなフライパンのようなスキレットのように、持ち手(柄)が付いたものと違って、簡単に取り外しができる点。この柄が取り外しできるので、オーブンに入れても邪魔にならず、小さなオーブンでも2つの鍋を並べて入れることが可能です。こんな点がお気に入りのポイント。
MEMO
ふんわりモッチモチの焼き上がりです。
玄米パウダーを入れたパンの食感はしっとり、モッチリでクセになります。
焼き上がったパンを使って「カツサンド」を作ってみました。
美味い!